著作物の無断使用を防ぐ方法について、調べたのでまとめました。
このサイトで掲載している一部の作品はPIXTAで販売もしているので、無断使用対策をすることにしました。
対策は下記の3点
- 画質を低めにする
- ウォーターマークをつける
- ダウンロード防止
画質を低めにする
私は500px程にしています。
これ以上小さくして見づらくなっては本末転倒になるかなぁと思ってこの辺りにしました。
ウォーターマークをつける
ウォーターマークとは、著作表示の透かしのことです。
自分のサイト名やURL、名前などを透かしで入れて掲載することで、使用されにくくします。
毎回オリジナル画像にウォーターマークをつけるでもいいのですが、プラグインを使った方が楽で後から融通もきくのでおすすめです。
使ったのは下記のWordPressプラグインです。
Image Watermarkの使い方
ダウンロード後、有効化してsettingに入ります。
Generalsetting
PHP library imagemagicのままでOKです。
Auto(アップロード時に自動的にマークを挿入)とManual(メディアライブラリーのオプションで手動で設定)での挿入ができます。私は両方にチェックを入れました。
Enable watermark for はどの画像サイズに挿入するのかを選べます。私はとりあえず全部チェックを入れてしまいましたが、サムネくらいならいらないかもしれないですね。
Frontend watermarking これはよくわからなかったのでチェックは入れずにとばしました。
Deactivation は、このプラグインを無効化した時にデータベースから設定を全て消すかどうかです。消さなくてもいいかなと思ってチェックは外しています。
Watermark Position
ここの設定はウォーターマークの位置についてです。
好みでどうぞ。
Watermark image
select image からウォーターマークの画像をアップロードします。
残りはサイズや透明度などの設定です。
image protection
このプラグインは右クリック禁止とドラッグアンドドロップ禁止もチェックボタンひとつで設定できます。
Right click・Drag and drop 両方にチェックを入れました。
Logged-in users はログインしているユーザーにもイメージプロテクションを適用するかどうかということです。
ここのチェックを外しておくと、ログインユーザーだけ右クリックもドラッグアンドドロップもできます。
しかし、実際に使ってみるとスマホの長押しで保存できてしまうことが発覚。
なので、結局ダウンロード対策はCSSで実装することになりました。
image backup
画像のバックアップをとるかどうかですね。
必要ない気もしたのですが(パソコンにあるため)、とりあえず入れています。
メディアライブラリーをみると、添付ファイルの詳細からwatermarkをつけるかどうかが選べるようになっています。
こんな感じでチェックを入れるだけで簡単にウォーターマークが入れられます。
ダウンロード防止
CSSに下記のコードを記述することで、右クリック、ドラッグアンドドロップ、スマホでの長押しができなくなります。
img { pointer-events:none; }
まとめ
- 画質を低めにする(数百pxに)
- ウォーターマークをつける(IMAGE WATERMARKを利用)
- ダウンロード防止(CSSに追加記述)
以上3点の対策をとることで、グッと無断転載されづらくなります。
どれも一度設定してしまえば手間がかからないのでぜひやってみてくださいね。